詩の真似事シリーズ Holy

くらい、くらい闇の中。
少女の骨が笑っている。
―――カタ カタ カタ―――
―――カタ カタ カタ―――

ふかい、ふかい土の中。
兵隊さんが歩いてる。
―――ザッ ザッ ザッ―――
―――ザッ ザッ ザッ―――

ずっと、ずっと井戸の底。
水の流れる音がする。
―――ぽちゃん―――
―――ぽちゃん―――

ひろい、ひろい森の中。
何の音も聞こえない。
誰の声も聞こえない。
―――くすくすくす―――
―――くすくすくす―――

―――可笑しいね―――
―――可笑しいね―――

     

     くすくすくす……
       くすくすくす……
        くすくすくす……

―了―

-2001年8月31日 自宅にて-

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生意気にもあとがきのようなもの
 こういう「詩」じみたもの(まあ真似事です)もたまに書きます。
 押韻をを考えることも面白いので好きです。
 でもこれは実際に見た夢の一部と父の話の複合体なんです。
 眠る前に「みんなのうた」の『真っ暗森』を歌っていたのがこの夢の原因かと……。
 面白い(興味深いと言う意味で)夢のときは覚えている限りは、
 日記に書き残すようにしています。

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